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失敗しないための介護施設の選び方

 
失敗しないための介護施設の選び方
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少し前までは人生80年と言われていました。

しかし最近では人生100年時代と言われています。

 

この言葉からもわかるように、私たちの平均寿命は高くなっており、これまで以上に長生きできるようになっています。

 

しかし長生きになることで、どうしても避けられないことが出てきます。

それは自然現象による体の不具合。

 

高齢化とともに身体や心のバランスを崩すことで、これまで暮らしてきた住宅では快適に、そして安全に暮らすことが難しくなる。そんなことも増えてきます。

 

そこで今回は、今までの住宅での暮らしが難しいかな?と思われたご本人、またはご家族の方へ、失敗しないための介護施設の選び方を紹介していきます。

1: ご自身の今を見直そう

失敗しないための施設選びには、最初にご自身の今を見直すことから始めてもらいたいと思います。

(1)ご自身の健康状態

これは大変重要です。

現在、治療のために通院されているのかどうか。

お薬を服用されているのかどうか。

 

病院へは行っていないけれど、具合が悪いなと感じる部分があるか。

脚や腰など、5年前より衰えを感じていることはあるか。

 

このようなことを一覧に書き出してみてほしいのです。

そうすると、1年後に必要なこと、少し先に必要なこと。

将来にどのようなことが必要になるのかも見えてきます。

 

どのようなところに住み替えるにしても、健康状態は施設選びに大きく影響してきます。

(2)1日の暮らし方・1週間の暮らし方

これまでの暮らしの中で体にしみついている「習慣」というものが誰にでもあります。

 

ちょっとした家事のやり方や、買い物のしかたにも人それぞれに癖があり、同じ結果になったとしても手順が違っているということもよくあることです。

 

例えば、朝起きたとき最初にすることは何か。

朝食後にしていることはどのようなことか。

お昼は?夕方は?夜の過ごし方は?

 

まずは書き出してみてほしいのです。

そうすると、無意識にやっている行動の中に、ご自身にとって「これはゆずれない」という部分を発見することができるでしょう。

 

例えば、「朝は少し散歩している」という習慣があったとして、この習慣はゆずれない場合、住み替え先には必ず「少し外出するだけで散歩に適した場所がある」ことが必須条件になることがわかります。

そうすると、住み替え先を選ぶときの条件に「散歩に適した立地」という明確な選択肢が出てきますので、何も考えていないときよりも失敗することはグンと減っていきます。

(3)趣味や楽しみ

あなたの趣味や楽しみは何でしょうか。

これも書き出してみてください。

 

静かな場所での読書でしょうか?

水彩画を描くことでしょうか?

それともミシンを使った洋裁かもしれませんね。

 

あなたの趣味や楽しみが、住み替え先でも叶うのかは大変重要です。

だって、好きなことが出来ない暮らしを続けることは苦しいですから。

(4)これまでやってきたこと

お仕事やご家庭でやってこられたことを整理してみましょう。

これらは意識していなくても、あなたの価値観や人間性を作り出す理由になっています。

 

全く同じ価値観の人は存在しませんが、全く逆の価値観の人と暮らすのは苦痛です。

 

「自分の心の中にある財産」を見つけておきましょう。

(5)人間関係

どのような人間関係の中で暮らしてこられたのか。

また、どのような人間関係を好まれるのか。

 

気軽に家族や友人・知人が訪ねてくることが多い方なら、住み替え先も訪ねやすい立地や訪問しやすい雰囲気なのかが重要です。

 

2: 住み替え先での生活目標を設定しよう

次は住み替え先での生活目標をたてるようにしましょう。

 

住み替え先での暮らしに、どのようなイメージを描いているのかはっきりしておきたいですね。

 

  • 趣味を続けたい
  • お友達に訪問してもらいたい
  • 同じ施設で暮らす人と楽しく会話したい

 

など、人それぞれあると思いますので、自分が描く理想のイメージを明確にしてみてください。

 

そして、もうひとつ大切なことは、介護が必要になった場合のイメージです。

介護の度合いによりますが、場合によっては理想の状態を続けることができないかもしれません。

そんなとき、どのような暮らしを自分は理想とするのか明確にしておきたいですね。

 

そうすると元気なときの理想、介護が必要になったときの理想が自分でわかっていますから、どちらも実現できそうな施設を選ぶことができます。

 

3: 住み替えに必要なお金を計画

施設への住み替えには、多かれ少なかれお金が必要になってきます。

ですから、いまのうちにお金の見積もりをしておきましょう。

 

  • 今の貯蓄
  • 定期収入(年金など)
  • 税金や保険料
  • 生活費
  • 医療費
  • 交通費や通信費

 

こういったお金を洗い出し、住み替えするときには、今よりも必要な費用が増えるのかどうかを知っておきたいですね。

 

また、住み替え時に必要な入居費用や毎月の家賃負担なども調べておき、貯蓄や定期収入によって少し余裕を持った状態で暮らしを続けられるのかなどについて、先にわかっていると不安要素を払拭することができます。

 

お金についての不安の多くは、現状の把握と未来の予測をしないために起こります。

 

まずは簡単にできる現状の把握をおこないましょう。

その次に、選択肢に入っている施設の費用を見積もって、未来予測をしてください。

 

4: 専門家に相談して良質な情報を入手しよう

住み替えを考えたとき、施設選びをするなかで悩みが出てくることも多いはず。

また、いっぱいありすぎてどこが違うのか、どちらが自分に向いているのかわからなくなるということもあるでしょう。

 

このように情報によって振り回されてしまう前に、ポイントをお伝えします。

 

  • 情報を手に入れる
  • 専門家に相談する

 

インターネットを使うことで、簡単に施設の情報を手に入れることができます。

しかしインターネットの情報は、必ずしも施設側が発信している情報でない場合もあります。

単に施設を紹介(実際には施設のことは何も知らない)しているだけの情報も多いです。

 

そこで私たちがおすすめするのは、介護施設について知っている人が発信する情報を利用すること。

 

例えば、私たちシーガルケアのように介護施設の紹介をしている会社なら、実際に施設の方とやりとりすることが多いため、現場やスタッフの雰囲気なども把握した上で、あなたに適した施設をご紹介することができます。

 

必要なのは、施設を実際に知っている人の情報とアドバイスです。

 

5: 施設見学や体験入居は必須です

最後に、住み替えるための施設を決めるときに、必ず

 

  • 施設見学
  • 体験入居

 

この2つを行うようにしてください。

 

いくら評判が良くても、人によって良し悪しは異なるもの。実際に施設の中へ入らないとわかりません。

 

例えば「ロビーが暗い」と感じる人もいれば「落ち着いている」と感じる人もいます。

こういった部分は価値観やこれまでの暮らしに影響される部分ですので、ご自身で確かめていただくのが一番。

 

だからこそ、シーガルケアでは無料で見学同行させていただいております。

また体験入居に関しても、施設と連携して手配いたしますのでお気軽にお申し付けください。

 

6: まとめ

住み替えを考えたとき、誰でも気持ちよく暮らせる施設を選びたいですよね。

そのためには、今回ご紹介しました内容を参考にして、自分にとって理想のイメージとは何なのか。

また、どのような暮らしがベストなのかを明確にしてもらいたいと思います。

 

少し手間がかかるかもしれませんが、このひと手間で失敗することが減るのなら、やってみる価値があると思いませんか?

 

施設選びや介護に関するお悩みなら、湘南エリアの高齢者の住まい選びのパートナー「老人ホーム・介護施設紹介プラザ シーガルケア」へ。

 

 

ちょっとした心配事も、言いにくいお悩みも、どんなことでもお気軽にご相談ください。

相談から見学、ご入居まで費用は一切かかりません。

相談員が時間をかけて丁寧にお伺いし、一人ひとりに最適なプランを提案します。

ご入居者やご家族みんなが納得して、笑顔で過ごせる住まいをご紹介させていただきます。

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