【ご入居事例②】認知症で近隣に親族がいない方の施設探し

１：ご入居希望者の基本情報

お住まい	茅ヶ崎市
性別	女性
年齢	83歳
介護度	介護２
認知症	あり
ADL	四点杖歩行
医療依存度	週１回のインシュリン投与
当時の状況	独居

２：相談内容と要望

紹介の導線	地域包括支援センターのケアマネジャー
キーパーソン	他県に住むOさん（続柄：妹）
予算	－

ご主人が亡くなってから認知の症状が急速に進み、食事をする気力もなく、またお金の管理も難しい…など、独居での生活が困難なので施設を探してほしいと地域包括センターのケアマネジャーを介しての相談でした。

 

面談でお会いすると、古い借家にお住まいで足が悪いので不便なことが多いなどいろいろお話ししてくださり、施設への入居についても前向きなご様子でした。

ただ、施設に入居する際にはお持ちの荷物は多く持ち込めないという点に不安を感じているようにも見受けられましたので、その点に関してフォローするなど気を付けてご説明させていただきました。

 

 

３：シーガルケアからの提案内容

キーパーソンの妹・Oさんは他県在住でご高齢ということもあり、ケアマネ、弊社担当相談員の３者で連携をとって進めていきました。

年金額が少なく貯蓄を崩しながらの暮らしが想定されるため、利用料が安い施設を中心にご提案。

その中でも新規オープンする施設の室数限定キャンぺーン料金の情報を得て、先駆けてご紹介することができました。

ゆくゆくは生活保護申請となる可能性も加味し、施設側の担当者とも話を進めさせていただきました。

 

４：担当相談員が重視したポイント

認知症のため、数日後の約束やこちらの担当者のことを忘れていることもありましたが、定期的にお電話をして様子を窺ったり、連絡を密に取りながら信頼関係を築くように努めさせていただきました。

 

遠方にいらっしゃる妹のOさんが同伴できない施設見学などは、相談員としてはもちろん、家族ならどうなのか？という気持ちで同伴させていただき、その都度お電話やお手紙で報告するなど臨機応変な対応を心掛けました。

その結果信頼していただき、入居に向けてスムーズに進めることができたと思っています。

 

５：ご入居へ

ご相談からご入居までの期間	約１カ月半
ご入居施設の種別	住宅型有料老人ホーム

料金、立地、設備などをご本人も含めて検討した結果、入居を決めることに至りました。

当初懸念されていた大事に保管されていたご自宅の物品については、ただ処分するのではなく、廃品業者などに引き取っていただくことで現金に換金することを提案することでご納得いただきました。

 

近隣に身内の方がいらっしゃらない場合、引っ越しのお手伝いや施設での暮らしに必要な最低限の生活用品の準備・買い出しなどのお手伝いもさせていただいております。

 

身内がいない、または遠方にいて頼れる人が近くにいない…などお困りの方の施設探しにも、臨機応変にお手伝いさせていただいております。

ぜひお気軽にメールやお電話でご相談ください！